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サーバーのOS変更時のメモ
CentOs 6.5 → Ubuntu24.04 Server
2026-02-07
CentOS 6.5 のリリース時期
CentOS 6.5 は、今から約 12年ほど前 の OS です。
- リリース日: 2013年12月1日 [#e2c83643]
- ベースOS: Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.5(2013年11月リリース)を元に作られています。 [#de22d5f0]
現在のステータス(重要)
非常に重要な点として、この OS はすでに 寿命(EOL: End of Life)を迎えています。
- サポート終了日: 2020年11月30日 [#j22cb1b6]
EOL (End of Life) とは:
製品のライフサイクルが終了することを指します。これ以降は、セキュリティリスクが見つかっても、開発元から修正プログラム(パッチ)が提供されなくなります。
注意点とリスク
2020年にサポートが終了しているため、以下の点に注意が必要です。
1. セキュリティの脆弱性: 2020年12月以降に発見された Linux の脆弱性(セキュリティ上の弱点)に対して、一切対策がなされていません。インターネットに接続されている場合、攻撃を受けるリスクが非常に高い状態です。
2. パッケージの更新不可: 標準のコマンド(yum update など)を実行しようとしても、公式のリポジトリ(サーバー)が閉鎖されているため、エラーが出て新しいソフトのインストールや更新ができません。
3. 新しいハードウェア・ソフトへの非対応: 最新の PHP、Python、また最近の CPU や周辺機器などは、この古いカーネル(OSの心臓部)では動作しないことがほとんどです。
用語解説
- リポジトリ (Repository): ソフトウェアの「貯蔵庫」のこと。Linuxではここからインターネット経由でソフトをダウンロードしてインストールします。サポートが切れると、この貯蔵庫への道が閉ざされます。
- 脆弱性 (Vulnerability): プログラムの不具合や設計上のミスによる「セキュリティ上の穴」。悪意のある第三者に悪用される可能性があります。
以前、CentOS 6 から Ubuntu 24.04 への移行を検討されていたのですが、この CentOS 6.5 はまさにその移行元となる、かなり年数の経過したシステムであると言えます。
Geminiからは、「このサーバーで現在動作している PHP や Perl のプログラムの詳細を確認したい場合は、引き続きお手伝いできます。何かお調べしますか?」と最後に記載があった。
CentOS 6.5 と Ubuntu 24.04** を比較すると、最も大きな違いは「リリースの時代背景(世代)」と「サポート状況」にあります。
両者には10年以上の開きがあり、技術的な仕様も大きく異なります。
主要スペック比較表
| ~項目 | ~CentOS 6.5 | ~Ubuntu 24.04 LTS |
| --- | --- | --- |
| リリース時期 | 2013年11月 | 2024年4月 |
| サポート状況 | 終了 (EOL: 2020年11月) | 現役 (2029年まで標準サポート) |
| パッケージ形式 | RPM (.rpm) | DEB (.deb) |
| 管理ツール | yum | apt / snap |
| 初期化システム | SysVinit (Upstart) | systemd |
| カーネルバージョン | 2.6.32 | 6.8 |
| 主な用途 | 過去の業務システム維持 | 最新のサーバー・開発環境 |
1. サポートと安全性の違い
- CentOS 6.5
- すでにサポートが終了(EOL)しています。新しい脆弱性が見つかっても修正パッチが提供されないため、インターネットに接続して利用するのは非常に危険です。
- Ubuntu 24.04
- 最新のLTS(Long Term Support)版であり、2029年まで標準サポート、さらに「Ubuntu Pro」を利用すれば最長2036年までセキュリティアップデートが保証されます。
EOL (End Of Life) とは:
ソフトウェアの製品寿命のこと。この日を過ぎると、開発元からの公式なサポートやセキュリティ修正が一切行われなくなります。
2. システム管理(init)の違い
- CentOS 6.5
- サービス管理に
service httpd startなどのコマンド(SysVinit)を使用します。 - Ubuntu 24.04
- 現代の標準である systemd を採用しており、
systemctl start apache2などのコマンドで管理します。
::systemd(システムディー):
::OS起動時にサービスを並列で実行するなど、効率的にシステム全体を管理する仕組みです。
3. パッケージ管理の違い
- CentOS 6.5
yumを使用します。Red Hat系特有の安定性を重視した構成です。- Ubuntu 24.04
aptに加え、snap という新しい配布形式も標準でサポートしています。
::snap(スナップ):
::アプリケーションとその動作に必要なライブラリを一つにまとめたパッケージ形式。OSの環境を汚さずに最新ソフトを導入しやすいのが特徴です。
4. ハードウェアとカーネル
CentOS 6.5 のカーネル (2.6.x) は、最新の CPU や NVMe SSD、高速なネットワーク規格を十分に活かせません。Ubuntu 24.04 は最新のカーネル (6.8) を搭載しているため、AI開発で使われる最新の GPU やクラウド環境に最適化されています。
メモ
mailコマンドのfrom指定
- mailコマンドのfrom指定は、 -r オプション。最近のUbuntu24.04とは違う。
mail -s "件名" -r "sender@メールドメイン" 宛先のメールアドレスom
Ubuntu14.04→Ubuntu24.04
Ubuntu 14.04と24.04の比較
Ubuntu 14.04と24.04は、リリース時期に10年の開きがあり、OSの心臓部から使い勝手まで劇的な変化があります。主な違いを比較表とポイントでまとめました。
Ubuntu 14.04 vs 24.04 比較表
| 項目 | Ubuntu 14.04 (Trusty Tahr) | Ubuntu 24.04 (Noble Numbat) |
| リリース | 2014年4月 | 2024年4月 |
| Linuxカーネル | 3.13 系 | 6.8 系 |
| 初期化システム | Upstart | systemd |
| デスクトップ環境 | Unity 7 | GNOME 46 |
| パッケージ管理 | apt-get / dpkg | apt / Snap / Flatpak |
| 標準のPHP | PHP 5.5 | PHP 8.3 |
| 標準のPython | Python 2.7 / 3.4 | Python 3.12 (Python 2は廃止) |
| ファイルシステム | ext4 | ext4 / ZFS (実験的導入) |
| ネットワーク管理 | /etc/network/interfaces | Netplan (YAML形式) |
主な変更点と注意点
* 1. システム管理 (Upstart から systemd へ)
14.04ではサービスの起動管理に Upstart を使用していましたが、現在のUbuntu(16.04以降)は systemd が標準です。
- 14.04: #code{{ sudo service apache2 restart }}
- 24.04: #code{{ sudo systemctl restart apache2 }}
コマンド体系が大きく変わっているため、古い自作スクリプトなどは修正が必要になる可能性が高いです。
* 2. ネットワーク設定 (Netplan の導入)
14.04では /etc/network/interfaces を編集してIPアドレスを固定していましたが、24.04では Netplan という仕組みを使います。設定ファイルは /etc/netplan/*.yaml になり、YAML形式での記述が必須です。
* 3. ソフトウェアの提供方式 (Snap)
24.04では、Canonical社が推進する Snap というパッケージ形式が多用されています。FirefoxやChromiumなどのブラウザ、一部のサーバーツールは、従来の apt ではなく Snap 経由でインストール・更新されるのが標準となっています。
専門用語の解説
- Linuxカーネル
- OSの基盤となるソフトウェアです。24.04の 6.8 系は最新のハードウェア性能を引き出せますが、14.04の 3.13 系では新しい周辺機器が認識されないことがほとんどです。
- Upstart / systemd
- OS起動時にプロセスを管理する仕組みです。systemdは現在ほとんどのLinuxディストリビューションで採用されている世界標準です。
- Netplan
- ネットワーク設定を抽象化して管理するツールです。YAMLのインデントに厳格な記述が必要です。
- Snap
- アプリをライブラリごとパッケージ化して、どのバージョンのLinuxでも動くようにする仕組みです。