| Ubuntu22.04 |

Ubuntu 24.04

  • Apache2でのPerl、PythonスクリプトをCGIとして利用する設定は、Ubuntu22.04のページなどを参照して下さい。

20.04からのアップグレード

 長期サポートバージョンに順にアップグレードすれば、24.04とする事ができます。使い方によっては、設定などの修正が必要です。
 要確認ポイントとしては、

  • PHPのプログラム利用しているばあい、PHPのバージョンが8.xとなります。それ以前のバージョンとはかなり変更があり、スクリプトの修正が必要な場合が少なくありません。PHPの7.xはインストール出来ますが、セキュリティ関係で会社などが厳しいと8.xを使わないとならないと思います。
  • SSHなどの証明書などが更新された場合は、crontabなどによる定期実行でSSHなどを利用していると確認の入力待ちなどで自動実行が動作しなくなることがあります。一度SSHで手動接続し、確認をパスすれば、多くの場合元のスクリプトは動作します。

基本

ユーザー追加

  • sudo -i 等でrootになって
adduser
  • パスワードの入力になるので、入力して作成。

/home/ユーザー名 のフォルダが作成されるなど、様々な設定が行われ、新しいユーザーでログイン出来るようになります。

追加ソフトウェア

ファイルマネージャー

  • よく利用するファイルの新規作成が標準のファイルブラウザ「Nautilus」には見当たらなかったので、「PCManFM」軽量ファイルマネージャをインストールしました。
sudo apt install pcmanfm


雑記

GNOME以外の環境で、標準の設定画面を出す

$ XDG_CURRENT_DESKTOP=GNOME gnome-control-center online-accounts

Windowsで作成された lzh書庫の日本語ファイルが文字化け

$ sudo apt install unar
$ unar  ファイル名.lzh

ファイルやログファイルの日時がUTC時間

# timed
timed-read   timed-run    timedatectl  
root@R202302:~# timedatectl 
               Local time: 月 2026-03-30 11:44:39 JST
           Universal time: 月 2026-03-30 02:44:39 UTC
                 RTC time: 月 2026-03-30 02:44:39
                Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no
}}
 
ここで、Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900) でない場合は、
#code(text,nonumber){{
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
}}
 
ログにすぐに反映させたい場合は、
#code(text,nonumber){{
systemctl restart rsyslog
}}
 




Ubuntu 24.04 Server における特殊なファイルシステムの解説

Ubuntu 24.04 Serverで df コマンドを実行した際に表示される「tmpfs」や「efivarfs」は、物理的なディスクではなく、システムの動作を支えるための「仮想的なファイルシステム」です。


1. tmpfs (Temporary File System)

データを物理ストレージではなく、メインメモリ(RAM)に保存するファイルシステムです。

特徴
  • 超高速: メモリ上で動作するため、ディスク読み書き(I/O)に比べて圧倒的に速いです。
  • 揮発性: メモリを使用しているため、再起動するとデータはすべて消去されます。
用途
  • /run: OS実行中に必要な一時的な状態情報(プロセスIDなど)の格納。
  • /dev/shm: プログラム間でデータを高速共有するための「共有メモリ」。
メリット
  • 頻繁な書き換えをメモリで行うことで、SSDなどの物理ディスクの摩耗を防ぎ、レスポンスを向上させます。

2. efivarfs (EFI Variable File System)

マザーボードのUEFI(BIOSの後継)内にある設定データ(変数)にアクセスするための窓口です。

特徴
  • 物理的にはマザーボード上の「NVRAM(不揮発性メモリ)」に保存されています。
  • 容量は非常に小さく、設定データのみを保持します。
用途
  • /sys/firmware/efi/efivars にマウントされ、OSからUEFIの設定を読み書きします。
  • 「次に起動するOSの優先順位」やセキュアブートの状態などが格納されています。
注意点
  • 誤った操作はPCの起動不可を招くリスクがあるため、通常は直接操作しません。

用語解説

UEFI (Unified Extensible Firmware Interface)
PCの電源を入れた直後にOSを起動させるための制御プログラム。従来のBIOSを高度化したもの。
マウント (Mount)
ストレージや仮想ファイルシステムを、特定のフォルダとして認識させ利用可能にすること。
I/O (Input/Output)
データの「入力」と「出力」。ストレージへの書き込みや読み込み動作を指します。
NVRAM (Non-Volatile RAM)
電源を切っても中身が消えないメモリのこと。