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Ubuntu18.04

apache2でPerlをCGIとして使う

2020-08-03

まず、モジュールを有効にします。

# a2enmod cgid

vi /etc/apache2/mods-enabled/userdir.conf として編集し、

        <Directory /home/*/public_html>
                AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes
                Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec
                Require method GET POST OPTIONS
        </Directory>

の部分に、

                Options +ExecCGI
                AddHandler cgi-script .cgi .pl

の2行を以下の様に追加する。
↓↓↓↓↓ 変更後 ↓↓↓↓↓

        <Directory /home/*/public_html>
                AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes
                Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec
                Require method GET POST OPTIONS
                Options +ExecCGI
                AddHandler cgi-script .cgi .pl
        </Directory>
# systemctl  restart apache2

テストの簡単なPerlスクリプト

#!/usr/bin/perl
 
print "Content-type: text/html\n\n";
print "Hello, World.";

これを755等にして実行権を与え、ブラウザからURLを入力。

Hello, World.

と表示されます。ソースコードがそのまま表示される場合は、設定が間違っているなどミスがあります。見直して下さい。


新規インストールでの変化

最初のパーティションが「BIOS boot」になる

サーバー版、デフォルト設定でインストールすると、最初のパーティションが2048バイトで「BIOS boot」となる。

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Disk /dev/sda: 21 GiB, 22548578304 bytes, 44040192 sectors
Disk model: QEMU HARDDISK   
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: gpt
Disk identifier: 7F605E11-1124-4FB8-91F7-5A8B46AECE7E
 
Device     Start      End  Sectors Size Type
/dev/sda1   2048     4095     2048   1M BIOS boot
/dev/sda2   4096 41940991 41936896  20G Linux filesystem


スワップパーティションを作らない

サーバー版、デフォルト設定でインストールすると、スワップパーティションが作成されない。スワップは「swap.img」というファイルになった。パーティション設定でマニュアルとして、スワップパーティションを作成して使うことも可能の様です。

drwxr-xr-x  22 root root       4096 Feb 17 14:25 lib
-rw-------   1 root root 2065694720 Feb 17 14:26 swap.img
drwxr-xr-x   4 root root       4096 Feb 17 14:30 snap


14.04からのアップグレード

2018年8月中旬、14.04→16.04→18.04とアップグレードをしました。14.04時点でちょっとデスクトップ環境がおかしかった事があるのか、四苦八苦。FTP、SSH、Chrome、テキストエディタ(Geany)が動けばなんとか作業が出来るので、通常の利用で支障がない程度になりました。ポイントをいくつかメモしておきます。新規にインストールした中に/home/ユーザーフォルダ以下をバックアップ、リストアして環境を作ったほうが安定して動くような気がする。

以下特に気になった点

  • fstabにcifsタイプの共有パスをマウントするようにしていた。オプションで「vers=1.0」が必要。→詳細
  • tex-commonに関するエラーが出てアップグレードが途中でエラー、キャンセルなどになる。
  • KeePassXは旧データをインポート
  • プリンタ(EPSONのPX-K150)はドライバを再インストールして利用可能となった。
  • 標準のファイラーのファイルの関連付けがおかしい。例えばCSVファイルで開くはずのCalcが開かない。「apt purge nautilus」で削除してから「 apt install nautilus」でこの問題は解消。
  • SSHのversion1のサポートが修了された。古いサーバーが残っていてログインができなくなった。これは16.04で既に起きていた事。https://wiki.ubuntu.com/XenialXerus/ReleaseNotes/Ja には、openssh-client-ssh1 パッケージで対応だが、セキュリティの問題なのでサーバーでのVersion2への対応が望ましい事の説明がある。「apt install openssh-client-ssh1」でインストール。今回はsshをssh1に変えて対応。
    ls /usr/bin/ssh1 -l
    -rwxr-xr-x 1 root root 744136  2月 10  2018 /usr/bin/ssh1
  • 古いサーバーにbyoubuからSSH接続し、vi でファイルを編集しようとすると次のような表示が出て編集出来ない「export TERM=xterm」としてからviでファイルを指定した。
    vi: screen-256color: unknown terminal type
  • VirtualBoxでゲストOSをフルスクリーン表示でUbuntuの他のアプリとVirtuaxBoxを切りかえでゲストOSを最小化して最大化するなどしていると画面の上と下のメニューバー程度の高さがゲストOSで利用出来なくなり、マウスの表示とポンタの位置がずれてしまうようだ。マウスがボタンなどの上にあってもこのずれの為にクリック出来ない事がある。VirtualBoxはその後起動出来なくなり(エラーメッセージは忘れた)、再インストール。USB2.0のオプション選択で拡張機能が必要などと表示されたので、ダウンロードしてインストールした。
  • apache2で、PHPのスクリプトを動作させるphp7.0モジュールが読み込めずエラーとなり、起動出来なかった。「a2dismod php7.0;apt install libapache2-mod-php;a2enmod php7.2」の後に「/etc/apache2/mods-available/php7.2.conf」を編集し、「#php_admin_flag engine Off」として、「/etc/init.d/apache2 stop」、「/etc/init.d/apache2 start」とした。


トラブル

パッケージ管理のaptで「満たせない依存関係があります」




ドラブル/FAQ

標準のファイルマネージャーで現在のパスを得たい

キーボードで[Ctrl] + [l]とすると、上部のパスの部分の表示が変わります。コマンドでパスををフルパスで入力する時の形式になりますので、[Ctrl]+[c]などでコピーし、他のアプリなどに貼り付け可能です。


VirtualBoxで仮想PC起動せず「modprobe vboxdrv」と表示

  • 2018年ころから、アップデート後に仮想PCが起動せず、中央に「modprobe vboxdrv」を実行して問題解決するように・・・といった感じの表示が出る。その通りにやっても症状が改善せず。
  • →詳細


VirtualBoxの仮想OSでUSBが認識しない。

  • USB接続のプリンターをゲストOSとしてインストールしたWindowsなどで認識させて使う場合には、ゲストOSを起動する時にログインしているUbuntuユーザーが「vboxusers」グループに参加している事が必要との事です。管理者(root)になっているなら、以下などの要領で設定を追加しておくことが必要です。(2020-01-10)
# gpasswd  -a  ログインしているユーザー名  vboxusers

GUIのデスクトップ画面が表示されない

  • 16.04から18.04にバージョンアップ(アップグレード)したら起動途中で止まり、XWindowのログイン画面まで行かない。

https://qiita.com/irna_k4t/items/62cf37c9edcdfd62633a を参考に、GUI関係を削除し再インストールしたら復旧した。

  1. 止まったところで[Ctrl]+[Alt]+[F2]でCUIでログイン
  2. XWindow関係をアンインストール
    apt-get purge xorg "xserver-*"
    apt-get purge lightdm plymouth
    rm -rf /etc/X11/xorg
    apt-get autoremove
  3. XWindow関係をインストール
    apt-get install xauth xorg openbox lightdm plymouth
    apt-get install ubuntu-desktop
  4. 再起動
    reboot

なお、インストールの際「lightdm」を選択した。


トラブル/未解決

Skypeのチャットなどで日本語変換が機能しない

  • 2019-02-13
  • ネットを探して以下のページなどを参考に試してみるが環境が違うのか改善せず。

Linux版Skypeで日本語入力できないときの対処法
https://k99-tech.com/blog/archives/256




関連リンク

とりあえず関係しそうな話題のリンクを集める・・・(2018-04-28)




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